幸福の資本論レビュー

今日はアマゾン・ブック・レビューです。

幸福の資本論
あなたの未来を決める3つの資本と
8つの人生パターンという本です。

著者は
橘玲(たちばな あきら)さんです。



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今、日本では
デフレ経済、非正規雇用、ワーキングプア、
二ート、引きこもり、ブラック企業、
過労自殺、老後破産、孤独死などの問題
があります。

日本以外でも
戦争、内乱、難民、社会の対立、分断
政治不満、反EU、反移民などの言葉が
聞かれます。

しかし、絶望する必要はなく

あなたが今ここに存在する事がひとつの奇跡、
今の時代の日本に生まれた事が最大の幸運、
というのです。

経済的成功への機会という意味で
今の時代の日本を生きるということは
過去のどの時代よりも幸運で恵まれている。

と、この本は言っています。

この幸運を活かして「幸福な人生」
を手に入れるにはどうすれば良いか?

まず、「幸福な人生」の土台
「インフラ」の設計が必要と言います。

その土台「インフラ」とは
1金融資産、2人的資本、3社会資本
という3つの資本=資産のことです。

幸福の条件には
1自由、2自己実現、3共同体=絆が
あって前述の3つのインフラに対応します。

1自由・金融資産
2自己実現・人的資本
3共同体=絆・社会資本

という土台の条件のもと
一人ひとりの価値観で家を建てていきます。

1の金融資産は不動産を含めた財産
2の人的資本は働いてお金を稼ぐ能力
3の社会資本は家族や友達のネットワークの
事でこの3つを運用して「富」を得ます。

この土台を元に
人生を生きるパターンが
8つ挙げられています。

1超充=金融資産、人的資本、社会資本を全て
持つ、あり得ないタイプ。

2リア充=ネット以外にリアル(現実)も充実。
金融資産は殆どなくても人的資本、社会資本を持つ。

3旦那=金融資産と社会資本を持ちながら人的資本がない。
(働いていない)タイプ。

4金持ち=金融資産、人的資本を持つが友達がいない。
面倒な人間関係を切り捨てても困らないタイプ。

5退職者=金融資産(年金)だけ持っていて人的資本
・社会資本もない(独身)タイプ。

6ソロ充=人的資産だけあって金融資産、
社会資本もないタイプ。

7プア充=収入は貧困ラインだが友人多数。

8貧困=3つの資本=資産をまったく持たない。

この8つのパターンの人たちには
共通して幸福の製造装置を持っています。

金融資産、人的資本、社会資本の3つを
インプットすると幸福に変換され
アウトプットされるものです。

この幸福の大きさを決める要因として
インプットの量、質と製造装置の
変換効率があります。

現在、資本をひとつしか持っていないと
貧困や孤独に陥るリスクがあるので
2つ資本を持ちましょう、ということです。

2つの資本を持てば人生の安定度が増す
からです。


本書は最適戦略として

金融資産
経済的独立を実現すれば金銭的な不安から
解放され自由な人生を手に出来る。

人的資本
子供のころのキャラを天職とすることで
「ほんとうの自分」として自己実現できる。

社会資本
政治空間から貨幣空間に移ることで
人間関係を選択出来るようになる。

このような土台を作ったあとでそれぞれが
自由な選択で幸福な人生という家を
立ててください、という内容でした。

あなたはどのタイプでしたか?

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