「与える」より「引き出す」!ユダヤ式「天才」教育のレシピ

今日は著者アンドリュー・J・サタ―
ユキコ・サタ―のご夫婦が書いている、

「与える」より「引き出す」!
ユダヤ式「天才」教育のレシピ、という
本を読んでいます。



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アメリカ在住のユダヤ人家庭に生まれた
アンドリューさんは、半導体メーカーで
M&Aを担当後、2003年より国際弁護士
として活動しています。

ユキコさんは、日本の岩手県生まれ。

アンドリューさんと結婚を機に
アメリカに移住、銀行勤務や
コンサルティング、翻訳活動を
されています。

ユキコさんやご家族の方は
ユダヤ人に対して次の様な
イメージをもっていたそうです。

「大富豪。」「頭脳明晰。」
「ユダヤ人同士としか結婚しない。」
「牛肉が食べれない。」
「ダイヤモンド。」

中でも「大富豪」というイメージに
淡い期待を持っていたそうですが
アンディさん曰く、全て誤解。

しかし頭脳明晰の明晰は別として
「頭脳を大切にする。」という
ユダヤ人家族の伝統を知ることに
なります。

ユダヤ人家族の伝統は
家庭教育の伝統でもあると
アンドリューさんはいいます。

ユキコさんとアンドリューさんは
伝統的なユダヤ式家庭教育法を
ここ日本でも共有出来るように
この本を書くことになります。

ここで読んでいて興味深い問題が
書かれていたので紹介します。

教育という言葉は英語のEducation
の和訳語で、語源はラテン語の
エデュカーレ(引き出す)だそうです。

本来の教育とは
「持っている才能や資質を引き出す」
という意味でした。

が、18世紀から19世紀にかけて
ヨーロッパで産業革命が起こります、

学校で知識を詰め込むことが
お金を得る早道とされ、なぜか
Educationの意味が変化します。

本来の「引き出す」から
「与える・教える」に
変化してしまいます。

国に有用な人材を早く、大量に
作り出すことが重要課題として
国家教育が欧米各国で起こります。

ここ日本でも19世紀以降に
「教育」という言葉とシステムが
輸入され近代教育制度が始まります。

問題なのは

輸入された日本での
Educationの語訳が本来の
「引き出す」ではないことです。

「与えられる」の意味合いの
強い「教育」に置き換えられた
ようです。

今の日本の教育は語訳から
産まれた誤解がまかり通っている
のかもしれません。

この本を書いたサタ―ご夫婦は

何かを「強制する」「与える」
教育ではなく、

本来の意味である
力を「引き出す」教育
をすすめています。

名付けて
「ユダヤ式「天才」教育法」7つのレシピ
を提示しています。

1 本をあげよう! 
  本でいっぱいの本棚を見せよう!

2 子供を観察しよう。

3 見せる、体験させる、感動させる!

4 子供をのびのび、優秀に育てる3つの言葉
  「どう思う?」「よく思いついたね!」
  「いっしょに答えを探そう。」

5 言葉と態度で「信じてるよ。」を示そう!

6 「あなたがボス。」であることを忘れずに!

7 時期が来たら、親離れさせよう!

読書をさせる、のではなく
本棚にぎっしりと並んだ本を「見せて」
好奇心を刺激する。

学ぶのは楽しい事だと教える、

これがこの本のメッセージです。



今、私が学んでいるプログラム
エックスブッダで仙人さんの
お子様の話がよく出てきます。

仙人さんはかなりの読書家で
図書館の近くに住みたいと
言っているくらいです。

御自宅にもたくさんの書物が
並んでいる事でしょう。

かくいう私の家にも
たくさん書物がありましたが
どちらかというと漫画の方でしたね。

スキル磨きを重要視する
仙人さんのプログラムはこちら。

https://naturalsuccess.jp/XBuddha/gold/special/#Iigiiw



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