なぜ、「教えない授業」が 学力を伸ばすのか。著者 山本崇雄さん

こんにちは、クノケンです。

今日は、

【なぜ、「教えない授業」が
学力を伸ばすのか。】

という本を読んでいます。

著者は
東京都立両国高等学校・
附属中学校主幹教諭の
山本崇雄(たかお)さんです。



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文部科学省が公示した
アクティブ・ラーニングは
教育改革が目的です。

今後、学校教育の現場において
大きな変化が予想されます。

大学入試センター試験は廃止され
新しい大学入試を2020年には導入
するようです。

この流れは学校以外の社会全体
これまでの教育機関の在り方、
子育てまでに影響するでしょう。

筆者の山本さんはこの動きとは
別の所で教師としての意識に変化
がおこります。

そのきっかけが東日本大震災です。

人間はゼロからスタート、
教師がいなくても学び続ける子供
を育てなければならない、

という想いから

生徒を自立させるために
この本のタイトルである
「教えない授業」を山本さんは
考えました。

そして震災の年、中学生最後の
英語の授業を生徒自身に授業
してもらうことを思いつきます。

どんな授業にするか事前に
イメージ議論をしますが
英語教師の研究会のように白熱
したそうです。

授業当日は生徒たちの創造力・
多様性、共に予想をはるかに
超えたものばかりだったようです。

生徒達は自立し、教師が教える
ことなく学びの本質に気づいた
ことを体験します。

この「教えない授業」の原点は
日本の寺子屋に既にあった
みたいですね。





実は開国前の江戸時代に広く
行われており、

それは教師が一斉に指導する
講義型ではなく、

アクティブ・ラーニング型
授業だったという。

寺子屋では一斉授業という
形態を取らず一人ひとりの発達
に応じた指導が可能。

また、

天神机の配置によっては、
先に進んだ子が遅れた子を
指導することも可能のようです。

それで、

読んでいるうちに
少し気になる所を感じました。

それは
「激変する社会で、力強く自立し、
生き抜く子どもたちを育成するために、
学校は変わらなければなりません。」

というように「自立」という
言葉が使われている所です。

エックスブッダ第9話
「ビジョン・コミュニケーション」
で仙人さんが話していたのは

この自立、とか独立
というのは

社会の洗脳、義務教育で教える
間違ったマインドセットといいます。

自立や独立を促して
個人で稼ぎ、幸せになれば
良いというのは小さなビジョン

自己中心的なビジョンになる、
ということです。

そうではなくて、
チームで力を合わせて
レバレッジを効かせる。

力を分散せず
皆の力を合わせていけば、

もっと今の生活が根底から
良くなって住みやすい日本を
作ることが出来るのです。

アクティブ・ラーニングは
ルーツに寺子屋があるように
考え方自体はいいと自分も
思います。

しかし個々の力よりも
仲間、チームでの力の方が
何倍も何十倍もレバレッジが
効くでしょう。

結束して日本を良くする事を学ぶ。

https://naturalsuccess.jp/XBuddha/gold/special/#Iigiiw



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