「ありのままの自分」 アイデンティティの常識を超える

こんにちは、クノケンです。

今日は、「ありのままの自分」
“アイデンティティの常識を超える”
という本を読んでいます。



YouTubeで見る場合はココをクリック。

著者はアルボムッレ・スマナサーラ。

スリランカ上座仏教
(テーラワーダ仏教)の長老。

スリランカの大学で教鞭をとったあと、
来日して初期仏教の伝道と瞑想指導に従事、
各地で講演活動をしています。

人間というのは接する人や場面によって
いろんな顔を見せていきます。

しかし、この絶え間ない変化が
コントロールされていないと
振り回されたりしまう事があります。

自分が自信をしっかりコントロール
するには「ありのままの自分」を知る
必要がある、とお釈迦様は言います。

この本はお釈迦さまが説いた
「自分を発見するための智慧」を
紹介しています。

具体的にどうするかは第四章に
五つのステップとして説明されています。

Step1 「心とは何か」を考える。
Step2 心は完ぺきではない事を理解する。
Step3 心の悪を発見する。
Step4 悪を発見する。
Step5 自己紹介をする。

「自分を発見する」「自分に出会う」
といった時の「自分」というのは
自分の「心」を指しています。

この心、自分を隠して建前でしゃべって
いても、その人の行動を見ると常に表に
出ていてバレているそうです。

自分では隠してるつもりでも「行動」で
バレています。バレているのに気付かないのは
自分だけです。

Step2 心は完ぺきではない。心では正しく
知っている、と思っても正しく知っている
わけではありません。

この部分はX-Buddhaでも言っている
色メガネを通して物事を見ているところと
共通しますね。

次の一文が面白いと思いました。

「心とうのは、基本的には
無智という感情で機能している。」

「知らない」という事で動いているそうです。
知らないならば知ればいいと言っています。

本来の心は無知と欲と怒りで、
強者ではなく弱者なので隠れようとする
そうです。

Step3、心の悪を発見する事。皆がやるのは
善の部分であって悪を見つける事をやらない。

心の中にある
欲・怒り・怠け・嫉妬・わがまま・落ち込み
などの悪がたくさんある事を認識する。

これは
「迷惑をかけたらいけません」と教えるより
「私達は常に迷惑をかけて生きている」と
認識する事に通じる感じがしますね。

これをやった上でアファメーションしたら
いいかもしれませんね。




Step4 悪を発見する、は前の3に
似ていますが、悪を正直に認めながらも
勇気を育てて欲しい、と言っています。

何かの失態について

「これは俺のせいじゃない。」
「いや、私ではないです。」
と悪を認めないよりも

「私のせいです、私が悪かった。」
と勇気を持って認める強者になることです。

自分の主観ではなく、客観的に判断をして
悪を発見していくと悪が減るようですね。

悪を発見する事で自動的に
いい人間になるそうですよ。

Step5 自分に出会ったら自己紹介。

「あなたは優しい人ですか?」
と聞かれたら、

「いいえ、条件によっては優しい時
もありますが、条件によっては凶暴
になる時もある。」

と正直に自分の事を理解出来れば
自分をわかった事になるそうです。

X-Buddhaプログラムも
名は体を表すようにお釈迦様の世界観に
通ずることも学べます。

自分を発見して正直に認めてみる。
https://naturalsuccess.jp/XBuddha/gold/special/#Iigiiw



0 件のコメント :

コメントを投稿