魚住りえさん、聞く力の教科書レビュー

「私は話が下手なんです。」「口下手です。」
「会話を続けるための話し方を教えて下さい。」

と悩む人が多いようです。

「話下手、口下手だから話が続かず
コミュニケーションがとれない。」

と思っているのですが、今日紹介する
本は話すことより聞くことを重視しています。

聞き上手になることで

より多くしゃべってもらえて
好感度はアップし、相手にまた会いたい
と思ってもらえるのです。

人の話にしっかり耳を傾けて聞くことは
その人の根源的な欲求にこたえることになり、
聞き上手の人ほど必ず人間関係が良好になるんですね。



YouTubeで観る場合はココをクリック。

この本の著者である魚住りえさんが
提唱する魚住式聞き方メソッドは
あいづち、態度・しぐさ、質問力を
3つの柱としています。

この3つに共通するのは心。
聞くことは相手をもてなすことだと
言っています。

本には聞く事のテクニックがいくつか
紹介されていますが嫌われる聞き方、
NGを気をつけるだけで好感度はアップするとも
言っています。

逆にどんなにテクニックを知っていても
NGなことをやっていては一発アウトに
なる可能性がおおいにあります。

NGで紹介されているものとしては

その一の
話を最後まで聞かないタイプ。

話の途中で自分の意見をはさんでしまうと
相手が言いたかった事が遮断され
違った解釈をされることがある。

人は基本的に、どんなに話下手や喋り下手で
あっても話を聞いてほしいと常に思っているので
途中で話を遮断されてしまうと
見下されたような感じを受けてしまいます。

NGその二の
自分の聞きたいようにしか聞いていないタイプ。

NGその三の
相手が言いたいことは何かを考えず
ズレた答え方をしているタイプ。

NGその四の
どんな話でも、自分の話に持って行ってしまうタイプ。

これらは自分もしているかもしれないと
思ったので良い気づきになりました。

あいづち、態度・しぐさ、質問力の3つは
一つの章として大きく取り上げられています。

一部紹介しますと
あいづちはだまって1秒間おいてからうなずく
などのしぐさが紹介されています。

NGは明らかに不快だと思えるものばかりなので
それをしないとことを気をつけたいところです。

態度・しぐさの項目では自分にも心当たりのある
目線、アイコンタクトについて語られています。

相手の目をずっと見続けると圧力を感じるので
目以外の眉間、眉毛、目の上下、おでこ、鼻など
がおすすめとされています。

また、相手と対面で座るよりコの字型に
座るとよいとされています。

質問力ではNGのところであいまいで漠然とした
質問をする事とありますが、自分もよく
する気がしますので注意したいところです。

いい質問の極意が8つと6章、7章。
会話術特別付録の雑談、インタビューの項目は
この本の最も勉強になるところですのでおすすめです。


コミュニケーション力は魚住さんや阿川さん以上に
仙人さんは人間のタイプごとにコミュニケーションを
変えているのでレベルの違うメソッドを構築しています。

各授業の深部にコミュニケーション力が発揮されています。
https://www.naturalsuccess.jp/XJrCopywriterSchool/enter/#Iigiiw



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