ベターをつくしながらベストを求める。

今日紹介するのは、
三井不動産株式会社 社長
坪井 東(はじめ)さんです。




1974年、社長に就任した後、
1987年に22年間務めることになる会長に就任。

東京ディズニーランド開園事業に
携わったとされています。

社長時代に新年の仕事始めの日、社員に向けて
こう言いました。

「私は諸君にベストをつくすことを要求しない。
それは私にもできないことである。その代わりに
諸君にベターをつくしてもらいたい。」

坪井さんが言うには

「世の中はどんどん変わる。」

「今、我々がもっている情報知識も
すでに時代遅れかもしれない。」

「過去の経験もかえって
邪魔になる場合もある。」

「我々は常にこのような不完全な情報の下で
判断し、行動せざるを得ない。」

「となればベストを見出すことは
至難の業である。」

「しかし我々は何がベターであるのかは
何とか判断できる。」

「常にベターをつくすことは
常に現状の改善を目指すことであり、
限りない前進であり、企業や社会の活性化を
維持するための不可欠の要因。」

と言っています。

ベストというのは
あらゆる可能性の中で最高のもの。

ベターは今よりはよい、現状よりは良いと
いうように比較対象があること。

日頃からベターを心がけて
よりベストに近づけるよう、ベストを
模索する、という感じでしょうか。

JrコピーライターC級レベルで
仙人さんは言います。

「ベストを求めたらベストになる。」
「自分の中のベストを求める。」

坪井さんもベストを求めて欲しいけれども
今よりいいベターから始めてベストに到達して欲しい。

と言っているようにも聞こえます。





現状に満足すると進化はせずに
退化が始まります。

自然界、物事は常に変化しているのと同時に
人間の人生も変化しているわけです。

常に自分や組織にとってのベストに向けて
日々、ベターを心がけていきたいものです。

https://www.xschool.is/JrA_Sales/?vid=R5MeWJ41A0


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